やどろく伝記 やどろく伝記みんなの釣行記2000>ショウサイフグ(大原港:松鶴丸)
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■日時|2000年12月2日(土)6:30〜11:30
■場所|太東沖
■天気|晴れ
■風向|北東の風
■釣果|ショウサイフグ3匹
あっしは今まで生きてきて”フグ”という食い物はスーパーで買ったものしか食ったことがない・・・しかも1度きり・・・
明後日が見えるんじゃなかろか?と言うくらいぺらんぺらんに薄く切った身・・・それを全てかき集めてもタタキサイズのアジ1匹にも満たないだろうに2千円近くもする生意気さが気にいらんかった・・・
さらにフグなんぞ釣りをしていればイヤというほど釣れてくるのに素人が手を出すと”落っちぬ”かもしれんところが憎たらしかった・・・
しかし女房子供が食いたがっておる。ここは男”ろく”決断のときだ。
「とーちゃんがフグだけで腹いっぱいにしてやろーじゃねぇーの!かっかっか(^0^)」
わぁ〜、言っちゃったぁ〜(^^;;
っつーことで、タッチーさん企画のフグ釣りにあっしも参加させていただくことになりましたぁ(^^)そして12/2決行の日「行ったら必ず酔う!」という魔のトライアングル地帯(銚子−片貝−大原)にチャレンジしてきたぢょ^^

今回の船宿松鶴丸さんの集合場所にはAM5:00到着。
ふぁぁぁぁ〜、結局前夜はわくわくしちゃって一睡も出来なかったので今になって睡魔がおそってきた。ぼけずらぁ〜と船を見ると、おっ!結構沢山人乗るみたい!ひぃー、ふぅー、みぃー・・・いっぱいいる(^^;;
あっしはイチローさん、BU作さんの間に入れてもらい見様見真似で作ってきた仕掛けをセットする。但ぁ〜し!単にマネただけではない!
市販の仕掛けはオモリから針まで一体式であるがあっしが作ったものは超イカした仕掛けだ。状況によって簡単に仕掛けを交換出来るようにオモリ部分とその先の針部分を分けてあるのだ。くぅ〜!イカすぅ〜!(笑)気合のほどが伺える仕掛けでR(笑)
竿はシロギス釣り大会で貰ったキス竿。小型両軸リールにPE4号をクリクリ。

本日のポイントは太東沖。ポイントに着きエサのアオヤギをタップリ付け期待の第一投!!!・・・しぃ〜ん・・・エサを確認しようと上げると「あれっ?」ワタだけが食われている。が、あっしの好物のベロの部分だけが残っていることになぜかホッとする(笑)
そのうち船中第一号が上がり活気づくが、今日はフグっちの機嫌が宜しくないらしく船中ポツリポツリ。
あっしはと言うと、アタリが全然わからないのにエサだけがどんどん消耗していく(T^T)
くぅ〜!憎らしい!
ワタとヒモだけ食われてベロがキレイに残る・・・このベロ持って帰って食うべきか・・・
真剣な顔して実はこんなことを考えているあっしであった。
だってさぁ、バター焼きにすんと美味いんだもぉ〜ん(^^;;

コンッ・・・「おっ!今のはアタリだべ!」しゅわっちっ!電光石火の如くシャクった竿に仕掛けの重さとは明らかに違う重さが加わった!糸フケが出ないように慎重にリールを巻くと膨れっ面の物体が上がってきた。

わぁ〜い!フグだフグだ(^^)

「チミがショウサイフグ君なのね、初めまして、ろくと申します^^」
このフグ君に『フグ太郎』と命名しタルに入れて次の『フグ次郎』を狙う(笑)
と、隣のイチローさんが何やら「重い」と竿をしならせリールを巻いている。
引きは無さそうなので、海草か死体(笑)でも引っ掛けたのかと思っていたらでっかいタコさんがこんにちは(^^)美味しそうな死た・・・いや、タコでした^^;;
フグの方は時折群れに当たるのかバタバタと釣れるが続かない。群れが小さいみたい。
このバタバタ劇の時に『フグ次郎』『フグ三郎』を釣り上げるが結局あっしはこの3匹でタイムアップ^^;;

難しい釣りだけど、これは完全にハマりましたです。はい。
隣で釣っていたBU作さんはガンガン上げていたので技を盗んだろとジッと見ていたのですが「へっ?何で今アワセたの?」「おろっ?今のアタリなの?」と、ちぃ〜っともわかりませんでした。しかもこの日ただの1匹しか上がらなかったアカメフグまでGET!
BU作師匠(ここで師匠に格上げ 笑)曰く、フグ釣りは『今エサを追っかけて突付いてる』といった「想像力」だと申します。
(あっし想像力は豊かなんですが魚でなく人間が出てきちゃうもんで^^;;)
このお言葉だけでも勿体無い位なのに「これをご家族に・・・」と家族が一人一匹食えるよう1匹恵んでくれたのです。うるうる・・・(T-T)
この暖かいお心遣いに、あっしは思いました。
「ちっ!アカメが良かったのに!」と(笑)
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