やどろく伝記 やどろく伝記みんなの釣行記2001黒兵衛の釣りボケ日誌、その3(伊良部島・宮古島編)
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黒兵衛さんからのレポートです
■日時|伊良部島、2001年6月29日(金)〜7月2日(月)。宮古島、〜7月5日(木)
■場所|沖縄県伊良部島、宮古島
■天気|伊良部島では連日快晴、宮古島では台風4号に遭遇
■風向|
■釣果|タマン(笛吹鯛の仲間)、他
西田敏行の釣りバカ日誌も(まだ見ていませんが)今年は、【史上最大の有給休暇】と言うタイトルでしたねぇ。そこで、黒兵衛もリフレッシュ休暇制度を利用して、一足お先に6月29日から一週間の有給休暇を取り沖縄県の宮古島とその対岸にある、伊良部島へ釣竿を担いで行って来ました。普段は千葉近県を中心に陸っぱりをしていますので、気軽に釣行出来るお勧めスポットや航空チケット・宿泊・お土産情報を満載してレポートします。これから宮古島・伊良部島方面に行かれる方にご参考になれば幸いです

PS.久しぶりに会社へ行ったら、私の席に別の人が座って居ると言うことは有りませんでした(^^ゞ

添付PHOTO : 
(1)伊良部島MAP   (2)渡口の浜の釣り風景   (3)伊良部島の釣果
   (4)平良公設市場のイセエビ

【伊良部島の釣り】
 伊良部島では20〜50KGもあるガーラやハタなどの大物釣りのポイントも数多く有りますが、持参した道具(270〜390cmの投げ竿)の関係で今回は比較的気軽に釣れるポイントをいくつかご紹介します。尚、磯での大物釣りをされる方は是非、伊良部島ピカ一の釣具屋さん「西原釣具店、電話 09807−8−6329、昼はバスの運転手をしているので夕方以降に」へ寄ってみてください。ご主人はこの釣具店で扱っている餌の最大の消費者だそうですから

さて、お気軽FISHINGポイントです。先ず、掲載している伊良部島MAPをじっくりとご覧下さい。

■ 「佐良浜漁港」 宮古島から10分程でカーフェリーが着く漁港: 堤防釣りが出来ますが、海水の透明度が高い為に天気の良い昼間はほとんど当たりが有りませんでした。魚市場の漁師さんの話では、20KGの平鯵が上がることもあるそうですが...。ちなみに、魚市場では早朝から漁に出た漁船が昼過ぎには帰ってきて、水
揚げした魚をその場で売っています。5〜60CMも有るキハダマグロやカツオが何と1,000円で手に入ります。手のひらサイズの雑魚?はタダで好きなだけ袋に詰めてくれます(これもバーベQで食べたら結構美味しかったぞ)。カツオのクズは、釣りの餌にもなります(一日たってちょっと匂ったのが結構食いが良かった)。

■ 「白鳥崎」 島の北側、「通り池の南から下地島空港南端までの磯」 島の西側 : 本格的な磯で、どちらかと言うと大物狙いのポイント。場所によっては小物釣りも可能です。前出の釣具店の西原さんによると、概ね風向きから夏は白鳥崎、冬は通り池南の磯が釣りやすいそうです。

■ 「長山港突堤」 島の南側 : 大型のコンテナ船も着岸できる大きな貨物港(人口7,000人の島にどうしてこんなに大きな貨物港が有るのかは不明)で、釣りにも詳しいペンション経営の冨谷さんお勧めの堤防釣りSPOT。堤防があちこちに張り出しているので、風向きによって場所を選べる

★ 「渡口(とぐち)の浜」 今回の一押しポイント! : 延々と続く砂浜は星の砂でも有名なところ。堤防と磯を足して2で割ったようなところで、お手軽に釣りが楽しめます。伊良部島の堤防や磯は海水が澄んでいて、風や波が無いと極端に食いが悪いのが特徴ですが、ここは伊良部島と下地島の間に横たわる細長い内湾の出口にあたり、深さは3〜5mくらいとあまり無いものの、潮が急流のように流れている点が釣りに適しています。漁港でもらったカツオのクズ(エサ屋では冷凍のサンマを80円くらいで売っているのでこれでもOK)の切り身を2〜3号のカイズ針(結構大物も泳いでいるのでハリス3号、道糸はナイロン5号かPE3号くらい、もっと太くてもいいかも)に着けて、15号のオモリでぶっこんで置くと、流れに乗った魚が頻繁に食ってきます。ウキ釣りよりも食いは良いようです。磯は石灰岩が海水に洗われて突起が多く、足元で釣る場合は早い流れで仕掛けが岩にからんで根掛かりも多いので、仕掛けは多めに持参してください。
 釣果は、掲載している写真の通リ5尾、早朝1時間くらいでGET。銀色のは、地元でタマンと呼んでいる笛吹鯛の仲間で、出産後の妊婦に食べさせる程栄養価が高いんだそうです。お昼前後の明るいときに初心者(私も実は初心者)を同行して、更に鯛やイサキの仲間を5尾釣り上げました。塩焼きにして食べたら、美味かったぁ(^_^)。ルアーにも挑戦しました。イワシカラーで外海のほうに遠投すると、ガツンっと大物の感触が...、しかし、直後に大型のタチウオが強烈に海面を叩きルアーをブちぎっていきました。やはり、逃がした魚は大きい(^^ゞ、と言います
が...。釣り座の足元を50CM〜1Mの磯マグロが猛スピードで横切っていくのも目撃しており、やはりタダならないところだと実感しました(地元の人は玉網でなく、大物が掛かったときの為にフックの付いた棒を持ってきています)

【格安航空券】
 往きはANAの超割で : 羽田⇒那覇10,000円+那覇⇒宮古7,000円
 帰りはJALの早割スペシャルで : 宮古⇒羽田14,000(ローソンのチケットレスで支払ったら、更に2%引き)

【宿舎】
 日本で唯一のジェット機の訓練所の下地島空港が併営している「オーシャンハウスinさしば」のコテージで、朝食つき3泊で一人10,000円でお釣りが来た。夕食・昼食は、施設内のレストランで500円も有れば腹いっぱいに。近くのスーパーで買出しして済ませると一人300円くらいで澄んでしまう。とにかく東京より3〜4割も物価が安い!

【宮古島での釣り】
 宮古島では、地元の人に聞いたHPや雑誌に載っていない情報などを紹介します。
島の中心部から何れもレンタカーで30分くらいで到着します。残念ながら、台風4号の為に殆ど釣りになりませんでしたので、釣果の変わりに平良公設市場で1kg2,800円で買った7月に解禁になったばかりのイセエビの写真を掲載します

■ 「池間漁港」 宮古島北端の池間島 : 堤防でも釣りは可能ですが、この漁港には手ぶらで行って半日5,000円で船釣りをやらせてくれる、「勝連釣具店、電話 09807−5−2511)」が有ります。池間大橋と言うりっぱな橋を渡るとすぐに土産物屋やレストランがあり、更に漁港にはグラスボート(1時間弱で一人2,000円)もあるので家族旅行で来た時に釣組みと観光組みに分かれてそれぞれ楽しむことも可能かも

■ 真謝(まじゃ)漁港 : 夜明け前に地元の人に同行、堤防から水深7〜8mの船道に向かってルアーを投げるとガーラがかかることも(この日は当たりなし)

■ 荷川取漁港 : 平良港の北に隣接する漁業組合のある漁港で、外側に突き出た堤防がポイント。海老餌でガーラやサビキでグルクンを狙う

■ ツゥリバー・ビーチ : 平良港の南にある白砂のパイナガマビーチのちょっと南に造成中の新しいビーチで、堤防からちょい投げでサヨリや小物(塩焼サイズ)が狙える。堤防は広く大きなカーブを描いており、風向きにも対応可能な地形。子供は海水浴、パパは釣りってのもOK

【おまけ(アップルマンゴー)】
 7〜8月は、宮古島特産のアップルマンゴーの季節です。中サイズ3個入りで、帰りの空港で買うと2,000円、観光地や地元のスーパーでは1,000円程しますが、ここで丸特情報です。平良市の東西メインストリート=マクラム通り、宮古郵便局の信号交差点を北に入って約5分の次の信号のところに「北市場」があります。ここでも十分に安いのですが、さらに1〜2分北に路地を行くと左側に「キャン..」と言う看板も出していない八百屋があります。ちょっと場所が分かりにくいのですが、捜し歩くのも一興です。そこでは、少々傷あり(完熟)が何と空港の1/3の650円で買えます。持ち帰っても2〜3日は大丈夫です。やっぱり、完熟は美味い!

以上
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