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ニシさんからのレポートです
■日時|2002年9月7日(土)〜8日(日)
■場所|勝浦(海中公園脇の磯〜興津港沖の磯〜守谷海岸)
■天気|曇りときどき雨
■風向|無風
■釣果|べら22cm×1尾放流(守谷海岸)
■採取|あわび 8cm×1、(興津磯)
        地元の海女のおばさまが「磯物」とよぶ3,4cmの巻貝×30個くらい
        紫雲丹 多数(リリース) 馬糞雲丹×2(リリース)
朝9:00自宅発、滞ることなく11:00勝浦着。松部港は堤防テトラに2,3人、先端に2人釣り人がいました。吉尾港前の道路には10台近くの車が路駐してあり、堤防先端から中央部まで、はかなりの人数がいました。「おお〜やってるなぁ」と心が浮き浮きしてくるのを感じながらもそのまま海中公園でトイレタイム。路肩に止めて一服、磯を見るとちょうど干潮時で浜から海中展望台あたりの距離まで岩肌が現れていて歩いて行けそう。ウエットスーツにシュノーケルを付けた本格派の人達はサザエ、あわびなどを採りBBQを楽しんでいました。「こりゃ楽しそうだ!!」と、今日はここで遊ぶことに決定しました。水中メガネとシュノーケルで4,50cmの深さの磯を潜ると、いろいろな魚が目の前に現れます。水中カメラを持っていないのが残念。カラフルな色をまとった熱帯魚のような魚たち。クマノミなどもいました。うつぼのような魚にはびっくりしましたがどうやら「ぎんぽ」だったようです(食べても美味だそうです)。
紫雲丹、馬糞雲丹は直径5〜8cm。ウニには目がない娘が「食べたい」と言い出して聞かないので、紫、馬糞それぞれ1つだけをナイフで割って中身をチェック。小粒ながらも内側の壁にそってあの、お寿司屋さんの軍艦巻きに乗っている「ウニ」を発見!!。
ちょっとだけ味わおうかと思いましたが、内臓なども一緒につぶしてしまったので横からかみさんがきりっとした目を向け「おなか壊すからやめて」っときつい一言。泣く泣く諦めました。

2日目:11時、興津港沖の磯場へ。地元漁師の海女さんたちが竹で編んだ籠を背に遠く海と磯の境界辺りで「あわび」、「さざえ」などを採っていました。ファミリー族は港近くの浅場で地元の人が「磯物」と呼ぶ巻貝(湯でてから楊枝でくるっと中身を抜きとり醤油をたらして食すると酒の肴にはもってこい)を捜します。もう採り尽くしてしまったであろう場所で娘が「お父さ〜ん、あわびとれたよ〜」。
「うそだろ〜」と思いながらも確認すると小さいながらほんとうに「あわび(もしくはとこぶし)」でした。大声で叫んだから周りのファミリー族はいろめきだち、娘がその場を離れたとたんに2匹目のどじょうを狙い達が集まってきたのが可笑しかったです。

その後、ホカ弁を買って守谷海岸でランチ。釣りはもう諦めていましたが、1人浜で投げ釣りをしている人を見て急に「むらむら」とその気が・・・・。
餌が無い・・・がさっき採った巻き貝を餌にできないか?と脳裏をよぎりました。
そういや「石鯛」の餌は「さざえ」だ!!。早速、竿とリールをとりだし仕掛け作り。
天秤に15号のオモリ、道具箱にたまたまあったキスの仕掛けをセットして守谷海岸中央の砂浜から15〜20m投げる。1投目、なんのあたりもなく苦労して割った巻貝の餌も簡単にはずれてしまう。途方にくれ、ふと足元を見ると釣り人が置いていったカラカラに干からびたゴカイが3匹。まだまだやれる。ゴカイを餌にしたとたんに「べら」が食いつきその「引き」を堪能しました。白地に赤の点、黒の螺旋状の線、オレンジの点線を持ったきれいな魚でした。ベラといっても多種あるようですが詳しい名前はわかりませんでした。3匹のゴカイでは30分ほどしか持たずに納竿しました。
4時過ぎ、ルアー釣りを始めた方に聞いたところ「ひらめ」を狙っているとのことでした。これからの季節、夕刻〜夜にかけてぽつぽつとあがるそうです。
帰宅後、夕食のお膳に「あわび」、「巻貝」が上りました。
「こりこりしていて美味しい」・・と喜ぶ子供達を横目にみながら、「これからお寿司を食べにいくときは”かっぱ寿司”だね」とかみさんと示し合わせました。  以上
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