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2000/10/08 |
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情報提供：梁川＠排水溝通いさん |
 ○ ８日（日） 午後４時〜午後９時半 排水溝です。
本日は予定では日中は縞鯛狙いをして夕方から夜は、いつもの海津・ちん狙いの筈でしたが・・・・目を覚ましたら既に午後となっておりました。（中々計画通りにはならないものです。）しかも、午後６時頃からは雨の予報が出ておりました。そこで、餌も少なめ（袋イソメ１パック、バケジャコ１０匹）に購入し、釣り場に向かう。
着いてみると、最近にない混雑状況。しかし、殆どの釣り人は外側のみに竿を出し、縞鯛（掌サイズ：常連は縞ちん等と呼んでいる。）と「ちん」狙い・・・・しかも順調に釣れている。今日だけを見ると、好調だ
った去年をも上回る勢いであった。この２種以外の目撃釣果は、縞イサ
キ、胡椒鯛、ちびセイゴそしてカワハギ・・・・まさに秋らしい盛り上がりになっております。
しかし、ちょっと変です。
１、ちん級を多く釣れるのですが、海津級の目撃が余りにもなさ過ぎる。
２、数人の常連の顔は見えるが、「黒鯛狙い」の常連が少な過ぎる。
以前から感じてはいたが、データ不足から書けなかった問題を再認識し
ました。それは、「去年孵化したクロダイの成長が遅いのでは？？」で
す。秋が過ぎた頃には、はっきりすると思われますが、暫くはこの疑問
の解明に主眼を置いて行きたいと思います。
おっと、私の釣りの様子ですが、釣果は写真で全て。面白かったです。
特に久々の海津（標準サイズ）が釣れたことはラッキーでした。これで
帰宅時に袋イソメ１匹半、バケジャコ３匹が残りました。本日の教訓と
しては「袋イソメは信頼できるお店で購入しましょう！！」に尽きます。
＜排水溝入門講座＞
第１３回 「胡椒鯛の生態」
私はクロダイが目当てであり、釣り場の状態を考えたり、他の魚の生態
を考える際に、どうしてもクロダイが基準になってしまいます。しかし、
胡椒鯛は想像以上に釣り場に与える影響が大きなもの・・・・と思えて
なりません。現在までに私が感じた生態としては、
１、クロダイと比べ、成長のスピードは著しく早い。
孵化した年の秋には全長で２０センチ程になり、翌年６月には２５セン
チ、８月には３０センチ程度に成長。
２、クロダイと比べ、成長の個体差が驚く程少ない。
釣れる時季により、見事な程大きさが揃っております。
これが、ちん・海津と同様な食性をもって、同じ場所に存在していたの
です。私は、６月から始まった海津の釣れるポイントの異変、及び成長
の遅延原因も胡椒鯛の存在によるものと推測しております。
（確認の手掛かり）
現在釣れている胡椒鯛は殆どが今年孵化したものです。問題はその数に
あります。異常発生とした去年の同時期と比べ激減しております。これ
は夏に釣り物の中心となった、去年孵化したものが今年の産卵期には産
卵能力を有していなかったため・・・・と推測致します。ですから来年
は夏に今年のように釣り物の中心となるような数（釣果）があるとは思
われず、秋には来年孵化するものが大量発生するものと推測致します。
つまり、少なくとも数年間は、胡椒鯛の大量発生は隔年で起こると予想
します。
この間のクロダイのポイント、大きさ及び縞イサキの釣果等に特に注目
し、胡椒鯛の影響を明らかにして行きたいと考えております。 |
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