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2001/02/04 |
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情報提供:梁川@排水溝通いさん |
○ 4日(日) 午後1時半〜午後5時半 排水溝です。
少なめな人出。しかも殆どが「常連」・・・・おまけにこの季節では信じ難いことですが、殆どの竿が外側へ向けられ、遠投されています。
この状況の説明をまず行いたいと考えます。
ずばり、当たりが異常に少ないのです。まあ、これは例年この季節に言えることですので珍しいことではありません。しかし、珍しい事態として、数少ない大物黒鯛の釣果が殆ど外側・遠投によるものであることです。
この日も午前中に大物バラし2回が共に外側・遠投・・・・とのことで、私が到着した時点で殆どの竿は外側に向けられておりました。
そして、3時ちょっと前に常連の一人が黒鯛(45級)を上げるのを目撃したのが、この日に見た唯一の釣果となりました。
私は当たり皆無で日没撤退!! う〜〜〜〜〜〜ん〜〜〜〜です。
** 来週の排水溝 **
今週末と比較し、変化を予想する材料は全くありません。次の入門講座に書いた「突然現れる、冬の好調日」となることを祈る・・・のみです。
<排水溝入門講座>
第18回 「突然現れる、冬の好調日」
このレポートを見て頂いている皆様でしたら、やどろく伝記「釣り人を襲う妖怪」はご覧になっていることと思われます。その中に登場する妖怪「昨日命(さくにちめい)」のため・・・・ではないと思われますが、冬(特に1,2月)に突然発生する好調日が存在します。
今週末は久しぶりの釣行となりましたが、金曜日(2日)の様子とその直後の土日の様子があまりにも違い過ぎます。
この金曜日が正に「突然現れる、冬の好調日」であった。
なぜ、このような日が発生するのか?は断定できませんが、常連達は水温の上昇を原因と考えております。
私は水温を測定している訳ではありませんが、いつも釣り場に到着すると直ぐに海水(手洗い用)を取り、指を入れ温度をみる習慣があり、今週末では金曜日は暖かく感じ、土日は冷たく感じました。明らかに金曜日は放流水温が高かったようです。
放流水温が高くなると魚の活性が高くなり、運動量が増し、結果として釣果が上がる・・・・・ということだと思いますが、私としては、何故放流水温に温度差が生じるか・・・・・に興味が湧きます。
以下は私の推測ですが、
この週末3日間の煙突からの煙(水蒸気)の量は目視では殆ど変わらないように見えました。つまり発電機の稼動量はほぼ変わらないのではないか。また、吸水海水温度に差が生じていた可能性は考えにくく、流れの速さから放流水量(=吸水量)に変化があったとも思えません。以上の仮定から推測できる結論は一つ、
この発電所は使用後の冷却水を再利用(熱交換)する設備を有しており、その設備の稼動により放流水に温度差が生じるのではなかろうか??
この設備とは何なのか、人用の暖房・・・とは考えにくく、動物又は植物の養殖(温室等)・・・・・といったところか??
皆さんは電力会社がまさか・・・・・と、思われるかも知れませんが、私は以前、東京電力が研究(野菜の栽培)で栽培した「ほうれん草」を食べたことがあります。
この高温排水日を週末釣行者である私が予測するのは不可能と思われる。
何にしても、冬の釣果は「神のみぞ知る。」ではなく、「発電所社員のみぞ知る」・・・・・ということのようである。 |
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