やどろく伝記 やどろく伝記やどろく的最新情報>長浦排水溝情報
index.htmlやどろく的最新情報みんなの釣行記一緒に釣り行こうヨ堤防めぐりお魚図鑑 ろく市場ゲストブックファミリーフィッシングどんな仕掛けなの?おすそ分けのすすめ釣り人を襲う妖怪船舶免許取得奮戦記特選リンク集たまには川もネザ・自作〜自我自賛〜釣った魚の値段は?失敗しない道具選び釣り川柳選手権!ひとりごと・・・リンクについてザリガニを探せコンテンツ墓場プロフィール
去年以前の情報 2001/04/20
情報提供:梁川@排水溝通いさん
写真○ 20日(金) 午後8時半〜午後11時半  排水溝です。

 天気予報によると土曜日は雨のようだった・・・・・よ〜〜〜〜〜し、それならば・・・・と、久しぶりの金曜日勤務終了後の夜釣りを強行。されど、夕方から風は強くなり釣り場に着いた頃には東風(横風)のため、とても釣りにはならない。

で、私の釣果は写真のセイゴ1匹のみ。

他の人の釣果は・・・・・っと書くにしても、私以外の釣り人はギャング釣りの2人、浮き釣り1人、テトラ部に2人・・・・のみ。

釣果があったギャング釣りの1人は鯒(コチ)、メジナ、セイゴを掛けていたが、私も含む他の釣り人は「釣りにならない」が正直な感想ではなかったと思われます。

さて、もう直ぐ排水溝に海津・ちんがやって来てくれる筈で、特に今年は「海津好調」を予想した私ですが(詳細は1月3日付けレポート参照)その理由は一つ後日回しと致しました。シーズン直前となりました今回のレポートでそれを書こうと思います。と、言う訳で、久しぶりの、

<排水溝入門講座>
第19回 「豊かな海を目指して」

私達が最も身近な海として、釣行しております東京湾には、私達が釣りの対象魚を漁業資源とし、その資源をより豊かにするために活動している集団が存在します。その対象魚種は数種類に及んでおりますが、私がメインターゲットとするクロダイもその一つであり、この活動が釣果に与える影響は大きなものと考え、紹介したいと思います。

(クロダイの場合)
クロダイの産卵期は4〜6月であり、その卵は分離浮遊卵であることは良く知られておりますが、この卵を採取し、孵化させ初秋の頃まで飼育し、放流する・・・・・というのが、簡単に書くとその活動であります。
 つまり、自然界においては最も生存率の落ちる卵期及び孵化直後を保護し、生存個体数を増やそうとするものです。

このクロダイは放流時には全長4〜5センチですが、極一部は調査目的で晩秋の頃まで飼育され、8センチ前後にまで成長させ、標識を付け放流されるものが存在し、幸運なことに私は’98,’99にそれぞれ1匹の標識クロダイを釣る機会に恵まれました。

この標識クロダイとの出会い、そして、この活動の存在が、素人の私であっても「データを蓄積することにより、魚の生態に迫れるのでは??」と考える切っ掛けとなりました。

前置きが長くなりましたが、この活動と「今年の好調」との接点は、実はある情報によると、この活動に去年から新たな試みがなされた・・・・との情報を得たからなのです。
 この新たな試みとは、飼育は従来水槽で行われていたのですが、手間とコスト面から港を使い飼育することが始まった・・・・というもの、1年目の去年は飼育対象となったのは10万匹・・・・とのこと。

ここで、飼育・放流されるものは翌年排水溝に現れる際は海津サイズに成長していることは確実であり、10万匹というのは影響を見込むに充分な数字と判断したためなのです。
TOP HOME