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2001/08/05 |
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情報提供:梁川@排水溝通いさん |
○ 5日(日) 午後2時半〜午後8時半 排水溝です。
久しぶりにここらしい人出、やはり排水溝は相応に混雑しているのが一番です。釣り場がその人出に答えるが如く、早朝から胡椒鯛(40級)数匹が上がり、若干のフッコの釣果と合わせ相応に盛り上がりがあったようです・・・・・が・・・・・・・・・、
午後、私の到着後は・・・・寂しい限り・・・・・・。
私は夕方、ラッキーなことに内側で海津(23)、外側でちん(22)を立て続けに上げ、まあ、満足〜〜〜〜という状況でしたが、釣り場の状況は散々でした。夕方までの目撃釣果は釣り人が多かった割に、海津1匹、メジナ1匹、ちびセイゴ1匹、そしてテトラ部で小さなメバル2匹・・・・・と、これだけなのです。。。。言葉もありません。
日没後はもっと悲惨に私を含め全滅状態でした。
テトラ部での釣りを終了し訪ねて頂いたサヨリストさん、間借り人さんとお話しすることができた。これこそが、本日最大の収穫だったと思えてなりません。間借り人さんは予想通り、いや予想以上に凄い方でした。
このような方と出会える。ネット交流の有難さをしみじみ感じた1日となりました。
<来週の排水溝>
この時季に過大な期待を持つのは困難です。青潮にならず、釣りが出来さえすれば満足。海津や胡椒鯛に出会えたらラッキー・・・・・・こんな気持ちで釣行したいものです。
さてさて今日はこれで終わりません。
<排水溝入門講座>
第21回 「昨年の異常を検証する。」
昨年はクロダイをはじめ、多くの異常が発生した年でした。私はその原因は胡椒鯛にあると推測し、(詳細は2000年11月26日付けレポートを参照下さい。)昨年のような胡椒鯛の影響が出ない今年との対比により、原因が胡椒鯛にあったのかどうかを検証する・・・・これが私の今年の夏の楽しみでした。(今年1月3日付けのレポートを参照下さい。)
(1)昨年の異常だった点
1)縞イサキや平鯛といった、初夏の釣り物が異常に釣れなかった。
2)海津が異常に少なく、釣れるのはちん級ばかりであった。
3)先のちん級も内側では異常に釣れず、釣れるポイントが外側遠
投にほぼ限定されていた。
(2)今年の様子
1)につては、平鯛を釣ることは出来ませんでしたが、目撃致しま
した。また、縞イサキにつきましては例年より時季は早くなりま
したが、6月上旬に釣れておりました。
2)及び3)につきましては、私の釣果比較は次のとおりです。
*5月〜8月上旬の海津・ちんの比較*但し2000年の34セ
ンチ1匹は除外。
(2000年) (2001年)
(内側) (外側) (内側) (外側)
海津級 1匹 2匹 3匹 5匹
ちん級 1匹 7匹 2匹 3匹
これで、結論に至るにはデータ数が少ないように思われるかも知れませんが、他の釣り人においても、目撃した限りでは、ほぼ同様な比率でありました。また、ちん級が2000年は20センチ弱だったのに対し、今年は22センチくらいが多いようです。
また、内外比率は胡椒鯛が登場した6〜8月でとるともっと大きな差となります。
以上から、
昨年の異常は25〜30級の胡椒鯛が多数釣り場に現れたのが原因であり、その影響としては、
1、縞イサキ、平鯛、海津及びちん級がいつものポイントから胡椒鯛に追い出される状況となったものと考える。
2、クロダイの成長がこの時点で少なく見積もっても2〜3センチ遅れたものと考える。*今年の海津(23〜25)が去年孵化したものか、一昨年孵化したものかが断定できないため、少な目の見積もりとしました。
このように、胡椒鯛の影響は大きなもので、しかもこれは昨年のみに限定されたものではない。私の予想では、来年規模をより増大し発生するものと思われます。 |
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