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去年以前の情報 02/06/15
情報提供:梁川@排水溝通いさん
○15日(土) 午後5時半〜午後11時  排水溝脇です。

 昨夜の悔しさがなかなか抜けません。折角ベストポイントに入れてもゴミで釣りにならなかった・・・・・、ですから、本日の釣り場へ向かう途中の最大の関心事は「ゴミが流れてくるかなあ〜〜〜」でした。

釣り場に着くと、本日が日曜日では・・・・と思える程の混雑。早速情報収集を行うと、昨夜のような顕著なゴミの影響はないとのこと(こんなものです。人生は)そればかりか、大きなニュースが飛び込んできました。「胡椒鯛が上がった!!」実は私も先週から胡椒鯛が釣りたくて、いつもの袋イソメに加えバケジャコも持参しておりました。

縞鯛と同様に良型胡椒鯛もまた、ベストポイントに入れなければ、ほぼ狙えるポイントに投入出来ません。しかし、現実は混雑のためベストポイントとは遠くかけ離れた「キスのポイント」への投入しか出来ません。

「ふうっ」という思い(?)で第1投・・・・驚くべきことに直ぐに当たりがあり、合わせもバッチリ!!・・・の筈が、何故か針掛かりせず、そんな事態が続けて5〜6回ありました。
 いつの間にか私の表情は本気に変わっていたことでしょう。「やどろく会」会員の名誉にかけても、このまま、正体不明の魚に嘗められている訳には行かず、投入後置き竿にせず、持ったまま当たりを待つ・・・
そして、釣り上げたのは「ちん」でした。
ほお〜〜〜このポイントにちんの群とは珍しい・・・・と、本日はそのポイントで通し、結果は写真のとおりです。その場所がベストポイントとはかけ離れた場所であるかを示すように、ワンポイントになっているキスがなんとも特徴的でしょう・・・・・。

さて、私がちんを相手に「合わせの練習」に励んでいる時に、一人の釣り人が、思い詰めたような表情で、壁越し・フェンス越しに排水溝の内側目がけて投入し、暫くすると魚との格闘をやっており、変わった魚を釣り上げる。よく見ると30超級の平鯛でした。

私が是非とも釣りたいと考えていた、2種の魚が共に今日上がったことになります。来週からの釣行が大いに楽しみです。
おっと、他の目撃釣果ですが、海津及びちん多数、セイゴ1匹でした。

<排水溝入門講座>
第31回 「成長速度変動の影響を考える」

1,変化を見る。
 先のレポートでクロダイの成長変化を書きましたが、私の下手な文章では理解しにくかったのでは・・・・と思われます。それにつき、良い手を一つ公開致します。
この「やどろく的最新情報」には、最新情報!と銘打ちながら、「過去の情報」というコーナーがございます。私のレポートの場合、同じ人物が、同じ仕掛けで、同じ場所へ釣行しているのです。ですから、この「過去の情報」コーナーは季節の変化を見たり、年による変化を見ることの出来るデータベースなのです。管理者ろくさんもきっとそういった考えでコーナー作りをしたように思えてなりません。
 いえいえ、私の下手な文章を読んで下さいとは言いません。2000年の分からは釣果写真が載っております。
どうか、4〜6月分の釣果写真を2000〜2002年の3年分を見比べて頂きたいのです。
違いが解って頂けましたでしょうか?
だめですか??それでは、先の結果を踏まえつつ、2000年及び2001年の10月分の写真を見て下さい。

解って頂けたことと思います。
まあ、ついでですから、年の最初に公表している「年間予想」(今年の分は「特別編(2)」も読んで頂けるとありがたい。先の「変化」を私がかなりの精度で予想していたのが解って頂けると思います。

これこそが、私の目指す「成果」なのです!

さて、これからが本題なのですが、その前に当然と思える前提条件を再確認しておきたいと思います。
  1. ある年に孵化した稚魚の個体数は成長に伴い減ってくる。(生き残ったものだけが成長するのですから当然ですよね。)
  2. 自然界においては成長が早い方が生き残る確率が高い(小さい時の方が天敵は多いものです。)
以上から、2001年孵化したように成長の早いクロダイは他の年に孵化したものと比べれば、成長したときの個体数は多くなる筈である。
私が黒鯛級と呼ぶ35センチ級以上にこの2001年孵化が到達するのは、ほぼ2003年の晩秋から2004年の春と予想され、季節的な変動要因も考え併せれば、2003年10月中旬〜2004年の3月にかけて排水溝に黒鯛級の絶好機がやってくると予想出来る。
同様に、もし、40センチ以上がお望みであれば、この成長の早い年に孵化したものが40センチに成長する期間を予想すれば良い訳です。

・・・・と、ここまでは、釣り人としての興味からの影響ですが、私にはもう一つ興味の湧く影響があります。
それは、産卵能力です。
以前のレポートでも書きましたが、私はクロダイの産卵期(4〜6月)に釣れるサイズとその直後(7月)に釣れるサイズの違いから、産卵期に産卵能力を持つ最小サイズはほぼ30センチと予想しております。
成長の遅い年の孵化したものが孵化2年後の4月の時点での平均全長はほぼ24〜25センチ・・・・先の予想ではこの時点で産卵能力はなく、能力を持つのは孵化3年後の4月となります。
ところが、成長の早い年の孵化したものは孵化2年後の4月で30センチに達してしまいます。

これを確かめる意味からも来年4〜6月の釣果には興味津々です。
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