やどろく伝記 やどろく伝記憎むなら貧乏を憎め!北海道貧乏旅2,400km>8月7日
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8月7日 富良野にて

富良野と言えば『ラベンダー』、『北の国からのロケ地』が全国的に有名である。
しかし今回あっしらがこの富良野へ来た第一の目的はサスペンダーでも南の国からでも無ぁ〜い(何じゃそりゃ^^;;)

それは約2ヶ月前のある日のこと、息子が飲んでいる牛乳パッケージに印刷された『十勝牛乳』の文字から始まった。
「とーちゃん、十勝って何処にあるの?」「ん?北海道だな。北海道と言えば十勝!十勝と言えば北海道だ」(ほんとかよ^^;;)
「ふ〜ん、おいら十勝で本物の十勝牛乳飲んでみたいなぁ」ほっほぉ〜、なかなかオツなこと言うボーズだ。^^
「よっしゃ!とーちゃんが連れてってやる」実に単純であった(^^;;

っつー訳で、ペンションの奥さんに『十勝牛乳の穴場(笑)』を教えてもらいその牧場へと行ってみた。
「こんにちはー、誰かいませんかぁー」「すみませぇーん」どうやら誰もいないようだ。
ここ富良野の牧場はほとんどが個人運営で一般には公開していないところが多い。
ここも大々的には宣伝しておらず、頼めば乳搾りだの、チーズ作りだのをやってくれるこじんまりとした個人牧場なのだ。
しかし、どうもここは穴場過ぎたようだ(笑)

仕方が無いので、牛乳は翌日に回し、近くで子供が遊べるところを探すと『大鳥公園』というところを見つけた。
行ってみるとそこはナラ林に囲まれた静かな公園で、池には無料のボート乗り場も完備されている。
息子の昆虫採集にも良さそうなのでそこで遊ぶことにする。
息子は早速ボートに乗ろうと言い出し、自らオールをこぎ出した。
池の水は限りなく透明ででっかいニジマスが悠然と泳いでいるのが見える。
娘は初めて乗るボートと池を気持ち良さそうに泳ぐアヒルを見て大喜び(^^)
ボートを降りると今度は2人して蝶を追い掛け回し、疲れたら木陰で小休止を繰り返す。自然に触れている子供たちの姿は実に生き生きとして、見ているほうも楽しくなってくる。

「連れてきて良かったなぁ〜」と女房と話しているとき、あっしの視界ぎりぎりところで何かが動いた。
それはエゾリスであった。「よーすけぇー、りさぁー、リスがいるぞぉー」「ええぇー!見せて見せてぇー!」「パァーパァー!」
2人してすっ飛んで来るとリスは驚いて木の上に登ってしまったが、初めて見る野生のリスに息子は虫採り網で採ろうと懸命である。
「あはははは、リスはすばしっこいから採れるわけねぇーぞぉー。無理無理」
「とーちゃん!捕まえたヨ!!!」
な、だから言ったろ。すばしっこいって・・・ぬぁにぃ〜!!!(こればっか^^;;)
「ほら、珍しい蝶^^」「あれま(・・)、リス捕まえたのかと思ったよぉ」
「あんなの捕まえられる訳ないじゃん。そんなこともわからないの?とーちゃん」
に、に、憎ったらしいガキだ。
しかし息子が採った蝶を見てビックリ!「オオムラサキだ!」「オオムラサキって日本の国の蝶なんでしょ?」
「そうそう、国蝶なんだぞ。いやぁ〜、人間やって37年、とーちゃん初めて実物見たよぉ〜」「やったぁー!かーちゃぁーん!オオムラサキ捕まえたよぉー!見て見てぇー!」
こうして富良野の1日目は過ぎていった。

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