やどろく伝記 やどろく伝記甘ったれんじゃねぇ!釣れなきゃ飯抜きだ!>レポート
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●7月21日 AM0:30 自宅出発
ついにその時がきた・・・
飢えと暑さに耐えるべく熱い闘志に満ち溢れたバカな親子が第一の目的地『飯岡港』に向けて闇の中へ消えていった。

 このときの2人の体重
 ろく・・・80.0kg 小ばぶ・・・48.5kg


●7月21日 朝マズメ 飯岡港 (投げ釣り)
こげな時間なのに堤防上は結構な人で賑わっている。
とりあえず息子と2人で釣果を聞いて回るが皆口を揃えて「全然ダメ・・・」
何てこったい!神様はいきなりあっしらに試練を与えてくれやがったようだ。
手堅くシロギス狙いで決めてみるも本命1匹、アナゴ、シャコ、ヒラツメガニ各々1匹づつという前途多難なスタートを切ったのでR。
まだ腹は減っていないので、ここでの釣果はストックしておいて一気にまとめて豪華ディナーを決め込む方針で息子と意見が一致した。
(この時点での空腹度10%)

●7月21日 日中
屋形港、片貝港に寄ってみるがめぼしい釣果は無し。
大原港には1組の家族連れ以外釣り人はおらず期待薄。
太東港は海水浴客がいっぱいで駐車場にすら入れず。
岩船漁港も海水浴客が多く、隣の岩場でカニと貝を採る。
(この時点での空腹度40%)

●7月21日 夕マズメ 勝浦港 (サビキ、トリック釣り)
たまぁ〜にサビキ仕掛けにサバが掛かる程度。目測30cm弱であろうか。
結構いい型っぽいがあっしらにはちっとも掛からないので正確な大きさは不明である。
日が暮れた頃、アジの群れが回ってきたらしくあちらこちらでポツポツと上がり始める。
しかし型は10cmほどの大きさなので、あっしらの1発逆転大物狙いデカサビキには掛からない(笑)
そこで食わせアミエビをサビキに付けて入れたところ、いきなり竿が海面に突き刺さった!
何度も海に引きずり込まれそうになりがらも上がってきたのは25cmのマハタ(だははは^^;;)勝浦港の主かもしれない。漁港中の釣り人達の羨望の眼差しが日焼けした肌に痛いほど突き刺さる夕暮れ時だった。
(この時点での空腹度80%)

●7月22日 朝マズメ 千倉港 (ウキフカセ釣り)
空腹で目が覚めるともう既に日は高く、朝のベストタイムは当の昔。。。
ボォーっと港内に竿を出している釣り人を見ていると何やら掛かった様子なので
車から出て見に行くと、なんと黒鯛!
ダンゴで釣ったものだが40cmは有に超えている立派なヤツだ。

うっしゃー!うちらもやるべ!
あっしらにクロダイは高値の花なので外側のテトラでウキフカセ(^^;;
コマセを撒くとメジナがウジャウジャ沸いてきて、下のほうにはでかいヤツもいる。
息子と話しててよそ見をしていたら竿を引ったくるアタリで一瞬にしてブレイク。
きっと千倉港の主だったに違いない。

そして今度はウキが根掛かったように沈んだままになったのでアワセを入れてみると”ズンッ!”
重量感ある引きが\4,980の超高級竿を満月のごとく曲げる!
そして本当に久しぶりにリールのドラグが鳴り糸が出てゆく。
くぅ〜気持ちいいぃ〜(^^)こんなことは沙汰にないからもっとドラグ緩めちゃおうっと。
ジィージィージィー!ちょっと意識して腰なんか落としちゃって、あっしってもしかしたら今抜群にカッチョええんちゃう?(^・^)
そして日焼けした肌に痛いほど突き刺さるみんなの視線(誰も見てないって)
ちょっと斜に構えたほうがみんなによく見えるかなぁ〜(^^ゞ

おろ?ヤツの動きが止まった。根に潜られたようだ(・・)
「とーちゃん何やってんだよぉ〜もぉ〜」
「だははは^^;;んじゃ今の内にタモ持ってくるから竿持ってろな」
タモの準備をしているとヤツは根から出てきたようで
「とーちゃんそっちに魚やるから掬ってよ!」はいはい、かしこまりました。
「いくよ!」はい、どうぞ。
「やったぁー!^^」よかったですねぇ、お坊ちゃま。

おいっ!あっしにももっといい役やらせろよ!
で、上がったのはニザダイ31cm。その他15cm前後のメジナ多数も含めて干物を作り食料確保大成功(^^)
(この時点での空腹度120%)

●7月22日 日中
この日この旅で初めての食事を取る。
前日の獲物とテトラや岩場に付いている貝や海草などで焼き物と味噌汁を作った。
美味い!美味すぎる!魚の小さな身ひとつ、貝の小さな身ひとつがまさに五臓六腑に染み渡り体中の血、肉、骨、内臓が「やったぁー!食い物だぁー!」とお祭り騒ぎだ(笑)
腹に物が入って余裕の出たあっしらは海水浴と洒落込んだ。その後息子がお風呂に入りたいと言うので千倉駅前の観光案内所で風呂だけでもOKの旅館を紹介してもらい、のんびりと湯船に浸かって疲れを癒した。ああぁ〜気持ちよかったぁ(^^)
(この時点での空腹度100%)

●7月22日 夕マズメ 乙浜港 (トリック、泳がせ釣り)
昼間の海水浴が祟って猛烈に腹が減ってきた。
んが、あっしの気持ちの中ではここなら何とかなると踏んでいた。何てったって乙浜だ。
腐っても乙浜とはよく言ったものだ(誰も言ってないってぇーの)
きっとものすごいご馳走にありつけるに違いない。

「とーちゃん何釣るの?」「アジ!」期待している割に狙いは地味である。
辺りが夕暮れに染まる頃、アジが釣れだした。
が、とてつもなく小さい!10cm前後しかない!
予想外の小ささだが活きエサにはバッチリなのでおそれおおくもアオリ狙いの竿をだす。
しばらくして隣のおじさんがアオリを掛ける!
ああぁ〜羨ましいぃ〜、足1本でいいからくんないかなぁ〜。
いや、待てよ、1本だと息子と取り合いになるから最低でも足2本だな。
などと勝手なことをゴチャゴチャ考えているあたりが相当きている(笑)

21時を回った頃、一際大きく竿を叩くアタリに上げてみると20cmちょいの中アジ(^^)
その後2連荘で同サイズのアジが掛かった。
それからはまたマメアジやウミタナゴが飽きない程度に掛かってくるが期待のアオリ仕掛けには最後までアタリが出ることはなかった・・・
(この時点での空腹度180%)

朝釣ったニザダイとメジナの干物(11枚)、そして磯場で採ったカニと貝入りの味噌汁で夕食。
日曜日の夜だけあって日中の賑やかさは既に消え去り、波音と満天の星空の静かな時間だけが残った。
あえてライトを消し、虫除けロウソクの灯りだけで食ってみた。ほのかな灯りに照られれた質素な食事は見事豪華ディナーへと一変。「くぅ〜、とーちゃん美味そうだね、早く食おうヨ!」
この日の飯は最高に美味かった。
(この時点での空腹度98%)

●7月23日 朝マズメ 那古船形港 (投げ、ウキフカセ、ルアー釣り)
暑い・・・腹減った・・・目が回る・・・
とりあえずキス仕掛けをぶっ込んで休んでいると、息子が「とーちゃん!でっかい魚がいるヨ!」
どれどれ、なぁ〜んだ黒鯛じゃん・・・んっ!?黒鯛?おおぉー!こりゃすげぇーこった!っくしょー食いてぇー!
息子は早速黒鯛を釣ろうと竿を出す。やめとけやめとけ・・・そんな見えるヤツ釣れるわきゃぁ〜ねぇんだから。
まったくこのクソ暑いのによくやるよ・・・ぶつぶつ・・・

「とーちゃん!掛かった!」だろぉ、だから言わんこっちゃ・・・ぬわぁ〜に!!!
「うわぁー!すごい引く!」「いざとなったらとーちゃんが海に飛び込んでとどめ刺してくっから死んでも取れ!」
そして海面に姿を見せたのは真っ黒黒スケ?そうメジナでした(^^;;でも22cmある。やったやった!(^^)
早速食おうと捌いているともう1匹(22cm)、そしてぶっ込んでおいた竿にはシロギスが2匹バタバタと上がる。

更にルアーで遊んでいた息子に何やら掛かり、寄せて見ると20cmちょいのショゴ。
よしよし(^^)息子連れてきて良かったなぁ〜、うほほほ。
ところが引き抜こうとしたときに針が外れて、はい、さようならぁ〜(T-T)
(この時点での空腹度110%)

●7月23日 日中 富浦港
朝釣ったメジナを食う。シロギスは妹とかーちゃんのお土産にすると息子が言う。
内心「えぇー2匹ばっかり持って帰ってもしゃーないから食っちまおうぜぇ〜」と思ったが、ここは世帯主らしく(笑)ぐっと堪えて息子の意志を汲むことにした。

この旅最後の飯になるであろう今回は豪勢に自販機でジュースを買ってきた。
「よく頑張ったな」「うん、結構面白かったよ」「んじゃ乾杯だ」「かんぱぁ〜い!」

飯を終え残ったポリタンクの水で行水をした。
さっぱりとした気持ちで空を見上げると、そこには貧血の顔のごとく真っ青な空と真っ白な入道雲。
そして濃緑の山々は海と繋がっている。子供の頃何処かで見たような懐かしさのある風景だ。
息子が大人になったとき、この日のことを今のあっしのように思い出してくれるだろうか。。。
そんな事を考えていると息子が「とーちゃんセミすごいねぇ」
そのとき初めて気が付いたが、蝉達が短い一生を惜しむように懸命に鳴いていた。
(この時点での空腹度70%)

●7月23日 夕方 自宅
「きゃぁー、何よそれぇー!2人とも真っ黒じゃなぁーい!」
「3日も外にいりゃぁ〜黒くもなるわなぁ」
「そーじゃなくって、服が真っ黒なの!早く脱いでよ、もぉー!」
「そんなのどーでもいいって。それよか今日の晩飯なぁに?」
「焼き肉よ」
「やった、やったー!!!よかったね、とーちゃん!(^^)」
「うんうん(^^)死ぬほど食ってやろうな(笑)」


 このときの2人の体重
 ろく・・・77.5kg 小ばぶ・・・47.0kg


− 2001年夏 ろく & 小ばぶ −
・走行距離 430km ・今回色々お世話になった方々
・立ち寄った港 11ヶ所  勝浦港で会ったおばちゃん
・飯の回数 3回  千倉総合運動公園のおじさん
・風呂の回数 1回  乙浜港で会った茶髪のおにーさん達
・平均睡眠時間 5時間  激励の電話を下さったBBS常連の皆さん
・費用 1万円弱
・減量体重 あっし−2.5kg、息子−1.5kg
・著作・著名   そんなもんなし(笑)
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