|
|
|
■日時|1999年1月23日(土)6:00〜12:00 |
■場所|千葉県江見沖(江見漁港:根本丸) |
■天気|晴れっす |
■風向|北よりの弱風 |
■釣果|キダイ2匹(28cm/20cm)、ゴマサバ1匹(34cm)、その他外道はリリース |
23日AM2:00。目覚しの音でムクムクと起き上がる。「おー、さっみー!行きたくねぇーなぁ・・・」これがこの時の正直な気持ちである。暖かい布団で寝ている女房がうらやましいっすぅ〜。この時期誰しも思うでしょ?
息子を起こしてAM2:20分出発。途中で中西君を拾い、いざ江見へ!今回のメンバーは、北原さん親子、梅村さん、中西君、あっしと息子の6人+松戸から来たという方(当日は乗合)の総勢7人でAM6:00出船。
約20分ほどで最初のポイントへ着く。「いいよー、底ベッタリでやんなぁー」当日は1.8m/30号負荷シャクリ竿に中型両軸リール、60号Mサイズのビシ、1.5mm径20cmのクッションゴムを付け、カラ3本針にオキアミでスタート。期待の第1投。リールのカウンターが水深を刻んでいく。10、・・・60、70、・・・「あれ随分深いんじゃない?ここ」ビシが着底したのは幹糸の目盛りで92m!ゲッ!こりゃ今日はキツイでっせぇ〜。
この深さじゃ、息子と2本竿を出すわけにいかず、今回は2人で1本にした。セッセ、セッセとコマセるがいっこうにアタリがこない。しかも仕掛けを上げると必ず全部の針がなくなっている。
どうや ら海底にはフグの集団がいるようである。何度目かの移動のとき、30cmほどのミズフグが上がってきた。深海性のフグで、水をお腹いっぱい含んで上がってくるので厄介でR。このミズフグにも邪魔され今日は、ひと流し1匹ほどのペースでしか魚が掛かってこない。
ベタ底を狙うと、カイワリやキダイ、ホウボウが掛かるのだが、いかんせんミズフグの数の方が圧倒的に多い。そんな中、梅村さんは、サバを順調に上げている。聞くとフグを避けるために、底から10mほど仕掛けを上げているそうだ。この時期のサバは美味しいので、あっしも土産にでもと仕掛けを10m上げる。するとクィ〜ン!とすぐ来た。しかし、結局この日はハナダイ、イサキは1匹も上がらずじまいで沖上がりを迎える。
参考
お世話になった根本丸の船長は、50年間江見の海に出ているベテラン船長。この船長のスゴイところは根を探すのに魚探に頼らないところ。船長を観察していると絶えずキョロキョロと辺りを見ている。山立てをしているのだ。江見沖ならどんな小さい根でも知っているという船長は、「根を30cmでも外したら、魚食ってこねぇーよ」という。昔ながらのガンコ船長で、いっぽん筋が通っているのは50年という長い年月で得た自信であろう。いつまでも頑張ってほしい船宿である。 |
|
|