やどろく伝記＞ひとりごと・・・
		入社式 毎年この「入社式」が来ると思い出すことがある。それは今から十数年前のこと・・・ あっしはピカピカのスーツに身をまとい、とあるメーカーの入社式に勇んで出かけていった。 普段から時間にはいつもギリギリだったあっしはこの日も 大よその時間を逆算し、入社式会場へ向かっていた。 地下鉄を出て会場への案内図を探すあっしの顔が一瞬引きつった。 「忘れた・・・」（笑）時間はあと５分もない。 必死になって地図を思い出しながら町をさまよっていると 何やら少し先の方に入社式という文字が書いてある捨て看板を発見！ 「あそこだ！」急いでカウンターに学校名と氏名を書き込み 入社式会場へと入っていった。時間は既に５分ほど過ぎていたが まだ式は始まっていないらしい。ふぅ・・・セーフだネ(^^) その後入社式は滞りなく進行し、最後に人事部の方から入社に際しての必要書類が 名前を呼ばれて配られた。 しかし、いつまでたってもあっしの名前が呼ばれない。 「ああぁ〜、トイレ行きたいんだから早く呼んでくれよぉ〜」と思っていたところ 「名前の呼ばれなかった方はいますか？」あれっ？終わっちゃったの？ あっし呼ばれてないぞ。「はぁ〜い」と手を挙げるあっし。「お名前は？」 「おいかわですが」「おいかわ、おいかわと・・・あれっ？無いですねぇ」 そのとき、あっしは人事部の方が持っていた名簿に「○○○○株式会社」と 書いてあるのを見逃さなかった。「あのぉ・・・ここは△△△じゃないんですか？」 「それは隣りのビルですよ」 「ええぇー！！！」 そう、あっしは隣りの会社の入社式に出ていたのでＲ。 慌てて自分の会社へ行ったときには、入社式はすっかり終わっており 事情を話すと人事の方は呆れ顔（そりゃそうでしょ^^;;） 家に帰れば帰ったでお袋がすごい剣幕で 「会社から来てないって電話あったけどどこほっつき歩いてたの！」 あははは・・・あんたの息子がやることだから想像付くでしょが・・・（笑） この前代未聞の事件はあっと言う間に会社中に知れ渡ることとなり わざわざ違う事業所からあっしを見学に来る始末・・・「がぉー！食っちまうゾ！」（笑） でもおかげですぐ顔覚えてもらえました（笑） しかも、隣りの会社の人事の方とも仲良くなっちゃってね・・・^^;; これ嘘のようなほんとの話なんですヨ。あははは(^^;; これから新入社員になる皆さん、くれぐれも自分の会社間違わないようにね！ （んなのお前だけだっつーの！　笑） は、はらが・・・ 腹が痛いよぉー！気持ち悪くなるくらい腹が痛いぃ〜！ これはきっと賞味期限切れのものばっか食ってるから何かにあたったんだ(T-T)しくしく。。。 あれかなぁ？それともあっちがいけなかったんかなぁ？と今日一日食った物を思い出すも みんな危なっかしいものばかりで、てんで検討がつかない(^^;; いでででで！もう我慢出来ん！医者や薬が大嫌いなあっしも我慢できず かーちゃんに「腹痛のグズリだじでぐでぇ〜」と頼んだ。 「えぇ〜っと、大人は４粒だってさ。はい^^」わらをもすがる気持ちで思い切って飲む。ゴックン！ 「あっ、この薬賞味期限切れてる！」「なにぃー！薬に賞味期限なんてあんのかよぉー！」 「あっ、違った、使用期限だったワ^^;;」「どっちでもいいから、その期限っつーのはいつよ！」 「えぇ〜っと９９年６月だって^^このくらい大丈夫大丈夫」「１年５ヶ月か・・・まっ、いっか・・・」 ・・・ん？・・・１年？・・・ そんな過ぎてて　いいわきゃねぇーだろ！！！ ※しかし、結局はこの薬でしっかと直ってしまった。(^^;; 魚の骨 趣味が趣味だけに魚を食う機会が多い。 先日アジの干物を食っていたときに骨が喉の奥に引っかかって取れなくなってしまった。 その内取れるべとほっといたのだが、翌日になってもそのまんま（・・） ちょうどその日、お袋から電話があり、事情を話すと「いいものあるから家おいで」と言う。 わずか車で１０分の距離なのだが１ヶ月に一度近寄ればいいほうという親不孝なあっしは 息子と娘を連れて実家に行った。 そして、お袋が出してきたのは１枚のお札。巣鴨の刺抜き地蔵のお札で、これを飲めば取れると言う。 こんなの飲んで取れれば医者なんていらないっつーの。ははは、まったくしょーもない・・・ まっ、お袋のメンツもあるだろうから、飲んでやっか。 むしゃ、むしゃ・・・うん、このマットリとした舌触り！・・・んな訳ないか、やっぱただの紙だよ、これぇ〜（＾＾；； ところがである！異変は晩飯のときにやってきた！ さぁ〜って食うか！としたとき、舌に異物があるのを感じ出してみると、あれだけ取れなかった魚の骨が でてきたじゃあ〜りませんか！これはすごい！すご過ぎるぞ刺抜き地蔵！ 単純なあっしはすっかり『刺抜き地蔵』崇拝者と化し、事ある毎にお札を使っている。 最近は夜暑くて寝苦しいので「涼しくなりますよぉ〜に」と額に張ったりもする。 するとなんかちょっと涼しくなったような気がするので手や足にも張っちゃう（笑） 『耳なし芳一』か！おまえは！ 人間の頭脳に勝るものなし！ マシンが新しくなったので、今まで入れてなかったソフトも入れてみることにした。 「音声認識ソフトだぁ？ふふふ、なんかおもろそ（＾＾）」 早速インストールすると、音声認識率をＵＰさせる設定だの、なんだのと、あーめんどくさ！ そんなもんどーだっていい。細かい設定はパスパスッ！ 「さてっと・・・何からしゃべろうっかなぁ〜♪」 「やっぱり最初は挨拶だよね（＾＾）」 「こんにちは及川芳弘です」→音声入力結果→「今日は大井川良いヒーローです」 おっ！こまい設定してない割にはいい線いってんじゃん！（←全然いってないっつーの） よぉ〜っし！じゃんじゃんいくぞぉー！（＾＾） 「釣りしてぇなぁ」→音声入力結果→「接ぎ木委員長は」 「あんたはエライ」→音声入力結果→「関羽はいない」 「かーちゃん腹減った飯！」→音声入力結果→「かもじゃあまり行った日ＥＣ！」 あははは、何だこれ。 んじゃお次は擬音を試してみっか＾＾ はたして電子の世界ではこの擬音がどーやって聞こえているんかな？うっしっしっし。 手始めにマイクを落としてみてっと・・・ マイクを床に落とす→音声入力結果→「−あれって」 あははは、「あれぇ〜」ってな感じで、まるでマイクの悲鳴みたい。 次はっと・・・ マイクで頭をゴシゴシ→音声入力結果→「振って歩け回復する」 マイクでお尻をゴシゴシ→音声入力結果→「速い速い速いバレーはや」 うっぷぷぷぷ、ヘンなの。 そして・・・やっちゃいけないと思いつつも、誘惑に負けてやっぱりやっちゃった（＾＾；； 「ゲップ」→音声入力結果→「魚」 おおーっ！なんで魚食ったのわかったんだろ。ニオイまで認識すんのか？これ？ 「ブゥ〜」＾＾；；→音声入力結果→「結婚あ」 あーっはっはっはっは！ やっぱバカだわ、このソフト・・・ 体にいいもの 腹が減ったので冷蔵庫を漁っていたらヨーグルトを見つけた。らっきぃ〜♪ 早速いただこうじゃないの（＾＾）むしゃ、むじゃ・・・。と、そこへかーちゃんがやってきた。 「あっ！何食べてんのよ！」 「何ってヨーグルトだろが。これがおはぎに見えっか？」 「それ子供に食べさせるやつでしょ！賞味期限見なさいヨ！」 「賞味期限？・・・ちゃんと期限内だぞ」 「だからぁー、なんでとーちゃんが賞味期限内のもの食べてるのって言ってるの！」 「へっ？」 「賞味期限切れてるやつは端っこに避けてあるでしょ。あれがとーちゃんの分。 だいたいなんで今更『カルシウム入り』なんて体にいいもの食べる必要があんのよ」 「あははは、そーね、今更カルシウムだなんてチャンチャラおかしいやねぇー、あははは！ って、おかしいわけねぇーだろ！人を廃棄物処理場みてーに扱いやがって！！」 食いモンは腐りかけが一番美味いんじゃ！ふんっ！ 父の日 父の日が来ると必ず思い出すことがある。４年前に逝っちまった（５年前だったっけかな？（＾＾；；） あっしのオヤジが大事に乗っていた『スーパーカブ』のことでＲ。 車の免許を持っていなかったおやじは、どこへ行くのもこの『スーパーカブ』に乗って出かけた。 ちっこい頃はよく妹と変わりばんこで後ろにも乗せてもらったもんだ 距離メーターの数字はオヤジが入院しちゃった日のまま変わることなく現在に至っている。 年に何回か、まだ生きてるおふくろ（＾＾；；から「あのバイク捨てちゃっていい？」と電話が来る。 「もうちょっと待っちくりよー」オヤジの形見でもあり、あっしなりに思い出のあるあのバイクを あっしは、どーしても捨てる気になれないのだ。 親不孝モンのあっしが、オヤジへしてやれる唯一の供養みたいな気がしてね。 実家にゃあ申し訳ないけど、あっしが引き取りに行くまで、もう少し置かせておいてネ。 と、ここまで書くと『おおー、なんていい話なんだぁー』と思うでしょ？ ところが女房はスルドイ。「あんた、もしかして・・・」ギクッ！ 「もしかしたらさぁー」ギクッ！ギクッ！ 「だってさぁー、カブって荷台デカイから釣り道具運ぶのに便利なんだよぉ」 「近くに行くときゃ、車よりバイクの方が小回り効いていいじゃん」 「何も言ってないのに、何自分でベラベラ喋ってんの？」 「・・・」 今年もまた父の日が来た・・・ ふん！一緒にすんな！ 船釣りは陸釣りよりお金がかかる。道具は揃えちゃえばお金かからないのは一緒としても 毎回の乗船料があるからね。最近はうちの息子が船で寝ちゃうもんだから、釣ってくる魚の量が ガタンと減っちゃって（ってぇことは、あっしはあんまり釣ってない・・・ってこと？）家に帰ると決まって かーちゃんが「ずいぶん高い魚だよねぇー、」と言いやがる。この前なんか「アジなら１匹１００円で 買えるのに・・・ブツブツ・・・」おーおー、そーゆーこと言っちゃうわけかぁ？ ふん！愚か者め。んじゃあ試しに、今度スーパー行ったときキスでも買って来んしゃい。 自分の愚かさがわかるじゃろって・・・そんでもってある日の夕飯にキスの天ぷらがでてきた。 「よーすけの好きなキスの天ぷらだぞ」「わ〜い！とーちゃん釣り行ったの？」 「まぁいいから食ってみな」「いっただきまぁ〜す！」モグモグ・・・モグッ！？ 「とーちゃん、これ美味しくなぁ〜い」おーっほっほっほっほ！違いのわかる男及川陽介じゃのぉ！ 「ほれ、かーちゃんも食ってみ」モグモグ・・・「ほんとだ、美味しくない・・・」 だろ！だろ！たとえ１匹しか釣れなくても、その１匹にゃあスーパーで買った魚とは比べもんに ならないくらいの鮮度があるんじゃ。魚は鮮度が命！いつもおいちい魚が食えるんだから 釣りも捨てたモンじゃないっしょ？（と、正当化する（＾＾；；） さっきまで泳いでいた魚とスーパーの魚を一緒にしちゃいけんぜよ。ふっ・・・ 携帯電話 最近、携帯電話を持つようになり、どーしても解せないことがある。 それはあのアンテナなんよ。あれって別に伸ばさなくても全然通じるし わざわざ伸ばして使うこともないように思うのじゃ。 が、しかしである。街で見かける携帯マン携帯レディは十中八苦アンテナを伸ばしておる。 なんで？どーして？あれ伸ばすとなんかいーこと聞けるんかい？ あっしは本来があまのじゃくだから、あーゆーみんながやってることやるのって、 すんごく抵抗あんだよねぇー。 つい最近までＰＨＳで頑張ってたもんだから、アンテナ伸ばす習慣もない。 「これからも、絶対アンテナは伸ばさんゾ！」と周囲に豪語しておるが あっしって何でこんなどーでもいいことにムキになってんだろ？変なヤツ・・・