やどろく伝記 やどろく伝記みんなの釣行記1999>大物不釣行は続く・・・
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髭のshinjiさんからのレポートです
■日時|1999年6月12日
■場所|富浦湾
■天気|
■風向|
■釣果|シロギス(12cm〜23cm):25匹、メゴチ(12cm〜25cm):10匹
6/11 23:00
釣り前日は 運動会前の子供の心境と同じで相変わらず寝むれない
「市原SAに行って寝るか」
と思い NOAHを走らせる
金が無いので三万五千キロを超え走っているにも関わらず ミッションオイルとタイヤを交換せず エンジンオイルは五千キロ以上交換していない 時速百二十km/hを超えると車体がびびるようになってしまった
「まだ買って1年半しか経っていないのに・・・」
娘同様に金食い虫である
6/12 01:00
途中第一釣具で ジャリメとコマセそしてオキアミを購入して 市原SAに到着。当たり前だが まだ誰も着ていない
「とにかく寝るか」と思うが寝むれない
結局 きよP到着の03:00まで寝られなかった(この寝られなかったことが この後 とんでもない悲劇を招くことは私には分かっていたのだが・・・)
04:00
参加者のきよP、イカ吉、HADATE夫妻が集合
それじゃ行きましょうかと車を走らす
順番はツアラーV・プリメーラ・BMW・NOAHである 嫌な予感がするがその予感的中!
平均速度百二十km/h以上 最高時速百五十km/h以上で木更津南に到着 抜く車はあっても 抜いて行く車はいない
「もうCrazeのメンバーとは現地集合現地解散としよう!」これ実感である
一人で走行している時は時速百六十km/h以上でもリミッターが効く速度でも怖くはないが何故か数台で走るのは恐怖を感じる
05:45
途中コンビニと釣具屋で買い物を済まし現地到着
皆さん早速準備をしているが 金を集めたり 日の出ボートに連絡したりTANBOさんやろくさんを探したり携帯掛け捲ったりと幹事は大変!
初めてお会いしたろくさんと挨拶もそこそこに ボートに乗り込む
「うへー!ヤッパリ私が最後だよ! あっ曳航船が走り出した うんこらせ どっこいせ おりゃ 追いつけ!!!」
数年ぶりに漕いだボートは私の意思にそむき右に左にあらぬ方向に進む
「泣きたくなってきたヨ」これまた実感
何とか最後尾のボートと連結し準備完了
「あれっ!後ろから来るボートがまだいる」
何となく最後で無かったことに安堵感を覚えた
曳航船はどんどんボートを引っ張って行く
「もう良いんじゃない・・・そんなに行かなくても・・・岸があんなに遠いヨ・・・もう良いヨここで・・・御願いもう止めて (;_;)」
出発してから約十分で釣り場到着 ろくさん親子ボートは右にHADATE夫妻ボート・イカ吉きよPペアボートは左に 私はボートの揺れで既に船酔い状態 でも一人になりたくないのでTANBOボートに追いすがる
「ここら辺で釣りますか」
竿を四本も持ってきたが船酔いの激しい私は ブッコミ竿にイワシを付けて投げ込むのがやっとである
「う〜っ 気持ち悪いヨ 来るんじゃね〜ヨこの馬鹿波! こらっ!ボート揺れるんじゃね〜ヨ馬鹿ボート う〜帰りたいヨ (;_;)」
船釣りを経験した方なら御存知だと思いますが 船酔いは前日の睡眠時間と反比例します と言う訳で昨日寝ていなかった私は・・・
07:00
一時間近くマグロ状態であったが きよPに預けておいた無線機に連絡
髭のshinji:「きよP 釣れていますか どうぞ」
きよP:「メゴチ爆釣 シロギスぼちぼち カワハギ 数枚です」
船酔いでキス仕掛けを出していない私にはとてもショックな連絡内容である
気持ち悪いけれど キス仕掛けを出す
「うっ この馬鹿ジャリメ動くんじゃね〜ヨ いて!ほらっ指に針刺したじゃね〜か うっ波だ う〜ん気持ち悪い」
何とか仕掛けを投げるが さびく元気も無い
そしてここまで我慢に我慢を重ねていた胃がうなりを上げ痙攣を起こした
============(ピィー)============
一部不適切な表現があった為削除しました(by 髭のshinji)
08:00
強烈に襲い来る船酔いと戦いながらシロギス・メゴチを釣り上げる また釣れたピンギスを餌にしてブッコミ仕掛けを投入する
腹は減り寝不足と船酔いでフラフラになり時折ボートで寝込んでしまう
10:00
HADATE夫妻・きよP・イカ吉が一端上がると言うので私も上がる事とした 赤い旗を振り曳航船を待つ
やっと来た曳航船に連れられ岸に着く
岸に上がったとたん気分も良くなりサンドイッチやおにぎりをパクつく
ボートに財布を忘れてしまった私は きよPから百二十円HADATEさんから三十円借りてジュースを購入してがぶ飲み(あっ!この借りたお金返してないや!次回御一緒した時お返ししますネ えっいらない やり〜ぃ 百五十円儲けたゼ)
10:20
食事とトイレ休憩を済まし 再びボートに乗り込む
イカ吉は船頭さんに
「マゴチ釣れるとこ連れって! マゴチ!マゴチ!!
迷惑な客である それでも船頭さんは とても親切に場所と釣り方を説明してくれた この日の出ボートは船頭さんだけでなく皆さん非常に良い方ばかりでとても気に入りました
11:00
シロギス竿がブルブルっと震え魚信を伝える リールをゆっくり巻き追い食いを待つと いきなり竿先が引き込まれ緩めのドラッグが鳴り響く
多分釣れたシロギスに大型のフィッシュイーターが食らい付いてきたのであろう
「うっへぃっ! 遂に来たか 待ちに待ったこの時が!」
ドラッグを締めると同時にイカ吉きよPボートに無線で連絡
髭のshinji:「大物が掛かりました 現在格闘中です」
イカ吉:「な〜に」
数十mしか離れていないため 無線の声と風に乗ってくる声が二重に聞こえる
髭のshinji:「でかいです ボートごと引っ張られて行きます」
HADATEさんの「えっ! 釣りながら無線しているんですか?余裕ですネ」との声が聞こえた
髭のshinji:「はい 余裕です!」と無線で答える
竿はシロギス用で道糸こそフロロカーボン2.5号であるがハリスは1.2号で無理は出来ない
ボートを引っ張る獲物にドラッグはギリギリ鳴っている
「このままでは ラインブレイクだ」
ドラッグを少し弱めたその刹那 竿先が戻りラインに掛かっていたテンションは全て無くなり 獲物が外れた
原因は安物のリールであったため 少しだけ戻そうとしたドラッグが瞬間的に軽くなりすぎ道糸が出過ぎたためである 
いつも思うことであるが 大物が期待できる場所では絶対に良いリールを使用しなくてはいけない 今までにも安いリールではこの様な悔しい思いを何度もしているのである・・・
これ以降は小物のシロギス・メゴチがコンスタントに釣れ今日のおかずは準備できたので帰ることとし曳航船を呼ぶため赤い旗を振った
12:00
帰る為に曳航されたいたTANBOボートと合流し岸に上がる
釣りをしている皆さんに携帯に連絡すると 皆さん上がると言うので 上がって来るまで待つことにし 道具を片付ける
13:30
朝は時間が無く挨拶もまともに出来なかったので ろくさんとTANBOさんご友人を含め懇談する
これからへーさんに合いに富津新港に行く人 直帰する人 御土産を買いに行く人と 予定がバラバラであったのでここで解散とした
私はTANBOさんと御一緒に富浦道の駅にビワを購入に向かった
道の駅では大鯵(50cm)と金目鯛を購入しビワアイスで喉を潤した

帰りは行楽客で混む国道と事故渋滞の高速道路を五時間かけて帰宅した
疲れと寝不足で帰宅時の記憶が一部無いが 何はともあれ無事に帰宅は出来た

追記
しかしイカ吉きよPボートは壮観だった 一艘のボートから六本もの竿が飛び出し その内の一本は5.4mの磯竿だものネ(なんかハリネズミみたいだった)でもその磯竿にマゴチ食ってきたんだからまあ良いか・・・でも魚信が分からずにメゴチぐちゃぐちゃにされちゃったんだよネ・・・
その上 富浦全てのボートの中で一番煩かったんじゃないかな このボート
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