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■日時|2000年1月8日(土)6:00〜12:00
■場所|千葉県大原沖(卯栄丸)
■天気|曇り
■風向|北寄りの風つおーい!
■釣果|ボォーーーーーズ!
1月7日午後6時55分、いつものようにNHK天気予報を見ながらあっしは一人ほくそえんだ。等圧線の幅が広い・・・波の高さも2mだ・・・イケル!人生初めて魔の大原海域から無地帰ってこれるかもしれないとそのときは思った。しかし、その夢と希望は大原漁港に着くなり無残にも砕け散ることになるのだった・・・。
1月8日午前2時0分、目覚ましで目が覚め外に出ると、完全無欠の無風状態!やったね!(^^)v
午前2時30分、ネンブー中西氏と共に自宅を出発。大原に向かうにつれ次第に風を感じるように・・・
午前4時30分、北原さん、梅村さん、橘さんと合流。そして車を降りると外は「ビュワァー!!」大原は大風であっしらを歓迎してくれたのだった(たらぁ〜^^;;)・・・。本日乗船する卯栄丸がなかなか見つからず(大原港は広い!)うろちょろすること30分。やっとこ船を見つけて全員乗船したのは出船直前でした^^;;
そして港を出て待っていたのは恐怖の大ウネリ。堤防に打ちつける波が10m近くも天に舞い上がり、「ゴゴゴォォォ・・・」と内蔵に響くような不気味な音が全身を包む・・・。「とーちゃぁーん!怖いよぉー!」息子はあっしにしがみついて大泣き(あらら^^;;)「大丈夫、大丈夫。とーちゃんが抱っこしててやるから^^」なるべく息子の気をそらせようと楽しい話題を引っ張り出す。波が強く低速で進み40分でポイントに到着したころは息子は熟睡してしまった。しかし息子を抱っこした状態なので動くに動けず起きるまでそうしてようと思った。
それにしてもすごいウネリだ。どこかにつかまっていないと転がっちゃう。そしてついにその時は来た。”船酔い”である^^;;このままでは悪くなる一方なので、いきなり息子と2人でお昼寝大会と化してしまった(笑)
・・・「ふあぁ〜、寝た寝た」どれくらい時間が経ったのだろうかと時間を見ると午前10時30分「ふ〜ん、10時半ね、随分寝たなァ・・・ゲッ!10時半ん〜!?」息子も起き「とーちゃん釣りやろうヨ」とすっかり元気。よっしゃ!挽回だ!と起き上がった途端「ウッ!気持ち悪りぃ〜」はっきり言って今日はもう竿を出す元気は無くなりましたです。はい(笑)海の状態は朝に比べると少しは良くなったみたいなのでキャビンから顔を出し、みんなの釣果を覗いてみると左大ドモの常連さんが4枚、橘さんが1枚、北原さんはでかいホウボウとマトウダイ、そして梅村さんがマトウダイ(後にヒラメ1枚)と全体に不調のようであった。これだけウネってたら底取るのも大変だもんねぇ。しかも潮も早い。気持ちも悪いしまた寝よ・・・。
そしてついに竿を一度も出すことなく帰港の時間となったのでした。
どんなに船酔いしても最低1時間は竿を出していたのに新年早々記録更新です。わっはっはっは!しっかし毎年初釣りはボーズだな・・・
今回お世話になった卯栄丸さんは初めておじゃました船宿ですが、家族全員でお客さんをもてなしてくれ、とても人情溢れる宿でした。今年成人式だとおっしゃっていた若船長が「私も少し酔っちゃいました」と言っていたのが印象的でした(笑)おかみさん[若船長のおかあさん]が美人でとても二十歳の息子さんがいらっしゃるようには見えません。おかみさんに会いに行くだけでも十分価値がありますヨ(^^)【卯栄丸ホームページ:http://www2.ocn.ne.jp/~ueimaru
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