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2001/07/21 |
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情報提供:梁川@排水溝通いさん |
○ 21日(土) 午後6時〜午後11時 排水溝です。
連休2日目です。当たりが異常に少ない状況が続いておりますので、不安が過ぎる釣行でしたが、この不安が見事に適中!!私は完璧に「当たり皆無」状態でした。
目撃釣果も夕方に若干のセイゴがあった程度・・・・言葉がありません。
・・・・・・・と、これで終わってしまっては、折角アクセスして頂いた方に申し訳無い・・・・っで、久しぶりの、
<排水溝入門講座>
第20回 「排水溝標準仕掛け・・・・とは?」
釣りは対象となる魚、釣り場の状況等の要因により千差万別なのはこのレポートを見て頂いている皆様は既にご承知のここと思われます。また、「やどろく伝記」「どんな仕掛けなの?」「長浦排水溝標準」に、ろくさんが図にして頂いたものも用意されているのもご存知だと思われますが、本日はこの「標準仕掛」につき、少し書いてみようと思います。
まず、私自身の仕掛けですが、通年、同じものを使用しており、竿は中通し、道糸はPE2号、ハリス2号、針黒ちぬ3号であり、餌は標準的には「袋イソメ」及び「バケジャコ」を用意しております。
さて、この標準仕掛けなのですが、
以前にも紹介しておりますが、場所の特徴(早く複雑な流れ)を反映した結果であることは明瞭なのですが、同時に疑問を感じていたことがあります。それは、申し合わせたように皆さんの仕掛けが揃っている点です。
普通、仕掛けを考える際に最も重要視される点は「釣れること」であることは明確な筈です。ここでの標準仕掛けはそれだけを考慮した結果であるとは考えにくい。例えば、錘をもっと軽いものとし、流した方が「点」ではなく「線」で探れるため、釣果は上がるのではないでしょうか?
また、私のような横着者は別にしても、より釣れるよう道具(仕掛け)を工夫する釣師は決して珍しいものではない筈なのですが、ここでは殆ど目撃することができません。
(以下は私の推測なのですが・・・・・)
限られた釣り場所に大勢の釣り人が入り、同時に釣りをする。その際にバラバラの錘サイズを使っていては複雑な流れのため、「お祭り」が多発し、それこそ釣りにならなくなると思われます。ですから、排水溝標準仕掛けとは、釣果を些か後退させても、可能な限り大勢の人がここで釣りが出来るように工夫された仕掛けではないかと思われてなりません。それが暗黙の了解の基に統一され継承されて行く・・・・・・
・素晴らしいことと思えてなりません。
大人の世界の趣味、そして人間関係なのですですから、
名も知らぬ、たまたま隣で釣りをする方を思いやり、共に気持ち良く釣るために自分から進んで仕掛けに「制限」を加える。そんな環境が当たり前になっているのがここなのです。 |
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